ふるさとの記憶の中に美しい海と山があった。
 ふるさとの記憶をたどる千キロの母島への旅はまさに母の胎内に帰る旅のようでもあった。
 しかし思いがけずも半世紀の時の流れの中に置き去りにされている悲しい風景にも出会った。
赤茶けた鉄塊が亜熱帯の樹々のなかに横たわり、また紺碧の海を睨んだまま朽ちていた。
 それらは繁栄と平和の中で太平洋の小さな島に忘れ去られ 大海原に沈みまた昇る太陽とともに時を重ねてきたのである。
 あのグリーンフラッシュの一瞬の輝きはそれらの鎮魂の光だったのかもしれない。

36母島沖港の夕暮れ.jpg母島沖港の夕暮れ37母島沖港の夕暮れ1.jpg母島沖港の夕暮れ39母島旧北港.jpg母島旧北港40母島鮫ケ崎.jpg母島鮫ケ崎41母島断崖.jpg母島断崖
42母島屹立する岩.jpg母島断崖43母島東崎.jpg母島東崎44母島南崎.jpg母島南崎45母島南崎クサトベラ.jpg母島南崎クサトベラ46母島蓬莱根2.jpg母島蓬莱根
47母島蓬莱根3.jpg母島蓬莱根48母島蓬莱根4.jpg母島蓬莱根49母島蓬莱根5.jpg母島蓬莱根50小笠原自然.jpg小笠原自然51母島夕景.jpg母島夕景
52母島夕日ケ丘にて.jpg母島夕日ケ丘にて53母島夕日タコノキ.jpg母島夕日タコノキ54母島裏高根.jpg母島裏高根55母島裏高根2.jpg母島裏高根56小笠原漁船.jpg小笠原漁船
57ははじま丸.jpgははじま丸58共勝丸デッキから.jpg共勝丸ブリッジから15小笠原無人島の碑.jpg小笠原無人島の碑16小笠原1岩カキ.jpg小笠原1岩カキ17小笠原シャコ貝.jpg小笠原シャコ貝